どうも、sake部です!
今日は秋田のお酒ですよ。
日本酒はやっぱり秋田のお酒がおいしいです。(単なる秋田贔屓です)
というわけで、今日は秋田のお酒「やまとしずく」をご紹介します。
やまとしずく
やまとしずくは秋田県の酒蔵さんで作られている日本酒です。
秋田といえば「あきたこまち」これは食べるためのお米ですが、やまとしずくで使われている原料米は「秋田酒こまち」という秋田県オリジナルの品種。
香り高く上品な旨さを誇る酒米とのことです。
そして、やまとしずくを作っている蔵元さんは秋田清酒株式会社さん。
『やまとしずく』は1994年に秋田県内の有志酒販店と秋田清酒株式会社で立ち上げたブランド。『ヤマト』とは創業家である伊藤家の屋号で、創業当時『ヤマト酒造店』と名乗っていたことに由来します。
米も水も特定地域のものだけを使用し、地域性と個性のはっきりした美味しい酒を造ることがやまとしずくのコンセプトです。(参考&引用:秋田清酒株式会社HP)
さて、その「やまとしずく」がこちら。
「山」と「ト」と「しずく」で『やまとしずく』
かわいいラベルですね。
今回、飲んだのは「やまとしずく純米吟醸」の『ひやおろし』なのですが、
「ひやおろし」とは、江戸の昔、冬にしぼられた新酒が劣化しないよう春先に火入れ(加熱殺菌)した上で大桶に貯蔵し、ひと夏を超して外気と貯蔵庫の中の温度が同じくらいになった頃、2度目の加熱殺菌をしない「冷や」のまま、大桶から樽に「卸(おろ)して」出荷したことからこう呼ばれ、秋の酒として珍重されてきました。(日本名門酒会公式サイトより引用)
そう、秋の酒といえば「ひやおろし」ってことですよ。
じゃあ、「ひやおろし」だと何がいいの?ってことですが、ポイントは2つ。
・熟成させた旨み
・酒本来の風味
が楽しめるという点です。
熟成させた旨み
冬にしぼった酒をひと夏越して秋におろすので、1年間熟成させているわけです。
暑い夏を超えると熟成され、香り豊かなまろやかなお酒になるんですね。
酒本来の風味
春に一度加熱殺菌をする「火入れ」をおこない、秋には火入れをおこなわずそのまま出荷されます。
火入れしない酒は「生酒」と呼ばれるのですが、味の好みはあれども、やはり「生酒」の方が甘みがありフルーティで発砲性のあるお酒でうまいです。
僕は圧倒的に「生酒」が好きです!うまいです!
で、「ひやおろし」は2回目の火入れをしないことで、風味を損なわないようにしているので、香り豊かな酒を楽しめるのです。
ちなみに、2度目の火入れをしていないので、保存は生酒と同様に冷蔵での保管が必要です。
色は若干黄色がかっています。
味の感想としては、少し辛口で甘みは少なめ。淡麗な味わいです。
辛口が好みの人にいいかもしれませんね。
やまとしずく純米吟醸 ひやおろし
原料米:酒こまち
原材料名:米、米こうじ
精米歩合:55%
アルコール分:16度
酒屋で見かけたらぜひお試しください!
では!!